■通信リスク
■相場リスク
他にも様々な分類もあるのですがこの2つに関連して説明出来るのでこの二つとします。
過去にはFXも窓口対面などであった為この他にも多くのリスクがあったのですが
現在のFX取引はパソコンでネット取引によって完結している為に、
通信に関わるリスクと相場に関わるリスクに大別します。
・通信リスクでは多くの事柄が該当し考えられます
・携帯電話も含めて通信機能が失われた場合、接続が切断された場合
注文をだせなくなったり仮に自動売買を設定していても目の前でのチャートが止まったり
今まで出ていたレート速報が止まったり。
・最悪な事態としては発注時点では全てが正常に稼動しており問題は無かったものの
発注が終わり、先にロスカット注文(逆指値)を出そうとした時点でシステム停止、若しくは
パソコンや通信機器の故障など。
・実際にこのような事を経験したトレーダーがサブプライムローン問題時の大暴落で
ブログにコメント書いていました。何も出来ないまま3円ほど下落した地点で
MC(マージンカット)が発動し数時間後にその事実を知ったそうです。
これも立派なリスクで、回避出来る出来ないは別にしても起こりえる事です。
・上記に重なりますが相場リスクは、相場が急激に変動した事で起こるリスクで
これに関わってハイレバレッジのリスクやその他ロスカットも関わってきます。
自己資金に対してどの程度レバレッジをかけているのか、
スワップ目的で入っている場合、自分が相場変動で暴落などがあっても
どこまでも耐えられるような状態か、それらを踏まえてリスク回避を施します。
■具体的な対策例
・自宅などのPC、モデムなどは自動電源切り替え機に接続しておく
これはいわゆる停電などが起こった場合に普段から蓄電池に充電しておき
数分ほどの間、電源を供給出来る機器でPCショップに売っています。
蓄電池の定期点検や駆動は10分程度と制限はあるのですが、
10分もあれば逆指値は注文できる可能性が高いですし、最悪全て成り行きで
清算出来ます。既に注文が出されていれば、PCをシャットダウンする事も出来ます。
突然の停電によって注文が出来なかったりPCが故障する事を考えると安い投資です。
・PCは専用パソコンを使う。基本的にいつも使っているパソコンは使わないようにします。
頻繁にあちこちにアクセスし、HDも酷使しているパソコンなどはトラブルの元です。
又パソコンは使うたびに、何かアプリケーションを入れるたびにレジストリが肥大したり
HD自体も劣化、中身も乱雑になってきますので速度低下も起こります。
トレードはお金がかかっているものですので、ノントラブルを基本とし
セキュリティーも万全にすべきです。専用パソコンで必ずパスワードをPCにかけ、
ウイルス監視アプリなども入れます。
出来れば専用PCの予備も用意します。メインパソコンと同じ環境を維持しておき
FXツールの設定などを予備にも再現しておくと完璧です。
何かが起こっても大丈夫くらいの先行投資は取引にも良い結果を出す事でしょう。
・セキュリティーが出たので触れますが業者のメンバーページにログインする
パスワードは定期的に変更を求められます、面倒ですが出来れば
定期的に変更してください。また出来るだけ長いパスワードにします。
語呂合わせでもいいので自分の頭の中で覚えられる最長のものを設定します。
多くの資金の多いトレーダーほど、どこにもパスワードを書いたりしませんし
パソコン内に記録するなどはまず無いようです。
高額な資金ほど狙われる危険性も高く、万が一の場合は保証もありません。
頭の中にしっかり記憶しておきましょう。
・相場リスク(相場の変動)に対応するには、レバレッジの正しい設定と
資金の正しい量が重要で、アメリカドルなどを例にすると日に1円〜1.5円動く事もあり
今後も相場が荒れるとなると2円以上動く日もあると思われます。
そこで、仮にスワップ目的でドル円に買いポジションで入っている場合、
ドル円が下がったら「一定の下げで清算してポジションを外す」か「そのままポジション継続」か
どちらかを選ばなくてはなりません。
一般的には(当サイトも)、相場が思惑と逆に動いたら一旦撤退が基本的なスタンスですが、
要するに相場が下落しても、上がってくるまで耐えられるのならばそのままでも良い。
ということです。スワップ金利は「なるべく多くの通貨数を持ち」
「出来る限りポジションを維持する」事が好ましいので出来る事ならポジション維持が基本。
ポジションがある間、毎日スワップが入るものですのでどんなに相場が荒れても
維持できればスワップは積まれていきます。
・実際問題としてスワップ目的で何円も逆に動いても耐えられる為には・・・・
大きな資金を証拠金として入金しているか、非常に小さなLOT数でのポジション。
ということになるので、実際に1LOTだけであれば100万ほど入金していれば
仮にドル円が100円を割ってもまだまだ耐えられます。
実際にFX取引を始めるとはたして100万円の保証金で1LOT(1万ドル)で
耐えられるでしょうか?実際には100万円以上の保証金があれば
5LOT、10LOT、中には400倍のレバレッジで100LOTという凄い方もおり、
実際問題、現実的な相場変動リスクへの対策は早めのロスカットとなると思います。
ロスカットする方向でリスク回避をするのであれば、業者のMCくらいまで
耐える事はしないようにします。
ほとんどの業者のMCは20%〜30%までの間で、このような維持率でロスカットされれば
資金はほとんど消えますし、MCは自分が思うレートは一切無視されます。
機械的に清算されるので、これほど屈辱的な事は無いでしょう。
最悪、どこの業者も保証金維持率50%辺りを切ると一旦、警告がある事が多いので
この辺りに到達したら一旦清算すべきかと思います。
既に50%の時点では遅いのでそれ以前に自分なりの位置を決めておきます。
・マイナススワップ(例えばドル円のSポジション/売り)などを保有する事も
一つのリスクを背負っている事となります。方向的にドル円が下がっている状況では
日々の利益のほうがはるかに大きく、毎日のスワップ分も容認できるものですが
日によって上下したりマイナス推移の状態で耐えているものがマイナススワップだったとすると
日に日にマイナススワップが積まれ、差益でもマイナスとなり大変な事になるので、
マイナススワップを持つ事は基本的に短期決戦であると認識しながら
いつでも清算する事を考えます。これはプラススワップでも言えるのですが
株と違ってどこでもいつでも買えるし売れるのが為替です。
最近はスプレッドも非常に狭い業者も多く、スプレッド0〜1が当たり前になっております。
こうなると、どこで清算してどこで再度エントリーしてもさほど問題ないので、
自分がいつでも引くようにいつでも再度INするように心がけます。
・重なりますが最大のリスク回避は、ポジションを持ったら間髪入れずにすぐに
逆指値注文を出しておきます。(ここまでマイナスになったら清算するという注文予約)
これから始める予定の方は最初はロスカット注文だけでも良いので出す。
慣れればリミット注文部分(ここまで思惑通りに動いて利益が出たら清算する予約注文)
も設定します。相当の自信と精神的な強さが身に付くまでは、注文後に
ここまで下がったら清算する注文と、ここまで上がったら清算する注文を
同時に出しておき、見ているだけ状態にしておくと安心感が違います。

・リターンを得る為には一定のリスクは必ず存在する
・リスク回避の為に出来る事は全て行う |
| |