・株取引には様々なルールや方法、ノウハウなど書籍が何冊も出るくらいありますが、
どの書籍にもサイトにも出てくるといっても過言ではない現物取引と信用取引。
この二つの違いはどのようなものでしょうか。
| 現物 | 信用 |
| 買い付け可能額 | 入金金額分 | 入金金額の3倍 |
| 最低維持率規定 | 無し | 30%前後(業者ごとに規定) |
| 買い/金利 | 可/無 | 可/有 |
| 売り建て/金利 | 不可 | 可/有り |
| 逆日歩 | 無し | 有り |
| 口座種類 | 現物口座 | 信用口座 |
| 資金扱い | 現金 | 保証金 |
| 保有限度日数 | 無し | 有り |
■現物と信用の買い付け可能額の最大値が異なります。
信用取引の場合は保証金として入金してある現金を扱うので、FXなどと同じ事で
保証金の数倍(株の信用では3倍まで)の取引を許可しています。
保証金制度なので、必然的に維持率を決められます。
最低の維持率は証券会社ごとに異なり30%〜50%などそれぞれ各社が決めています。
維持率は要するに株を買ったり売り建てたりした時点より株価がプラスに動けば良いのですが
ポジションに対してマイナスになっていく場合に維持率を維持できない状態になると、
証券会社から警告がきます(40%を切るなどの時点で)、そこでポジション整理をすべきですが
せずにさらにマイナスが広がった場合は、上記の最低維持率を割り込みます。
割り込んだ場合は、再度維持率を上げる為に追加保証金の入金を求められます。
「追証」(おいしょう)と呼ばれるもので保証金を追って入れるもので維持率を上げます。
■信用取引には手数料などの他に金利がかかります。
また信用取引にだけ空売り(売り建て)が許可されます。売りでポジションを持つもので
FXでのショートと同じように、株価が下がれば下がるほど利益になります。
暴落時などにも利益を取れる方法として利用されているものです。
・ただし信用取引の場合、空売りをするというのは株券を仮に借りておいてから
後で返済するという取引なので銘柄が株券不足などに陥る場合は
逆日歩が発生する事があります。逆日歩は足りない株券を信用買い者や
その他大口などから融通する為の使用料で、これは空売りポジションを持つ人間に
全員に課せられる料金です。ただ逆日歩は毎日必ず付くものでもないので
証券会社の中にある逆日歩発表コーナーは必ず見ておいてから参加します。
・現物取引は不利に見えますが保有期限が無いなど有利な面も多く
リスクを少なく確実に買いで利益を上げるのであれば現物も魅力があります。
又現物の場合ループ売買が用意されている事が多く、一旦資金を全開で使って
売却した後にすぐ次の買いが出来るなどのサービスがあります。
株は受け渡し(株の清算の完結には)には数日かかるので
通常は数日後まで資金は回復しないのですが証券会社が立て替える事で可能に。
プラスの場合は問題なしですがループ中にマイナスを出すと差金
(立替時に出る差)を入れるように催促がある場合があります。
また信用取引の場合はこのループが出来ません。
一旦清算したら一日待たないと維持率が回復しないので新規で信用建てが出来ません。
なのでデイトレなどでひたすら多く売買を繰り返す場合は現物のほうが良い事もあります。

・信用取引は現物と違い保証金に対して3倍の取引が可能
・信用取引は保証金維持率が決まっているので特にロスカットを早めに
・現物取引はレバレッジが無い代わりにループトレードなどのサービスあり |
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